特別講演会のお知らせ【2023年9月7日 松野健治先生】(2023.08.29更新)
9月7日に以下の講演会を企画しました。多数のご参加をお待ちしております。
演題 | pecanex変異マクロファージが分泌するNotchシグナル抑制因子 |
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演者 | 松野健治 教授 |
所属 | 大阪大学大学院 理学研究科 生物科学専攻 |
日時 | 2023年9月7日(木)15:00 〜 16:00 |
場所 | 北海道大学・医学部北棟5階101号室(https://www.med.hokudai.ac.jp/general/floor/)(遺伝子制御病研究所が入っている建物 https://www.igm.hokudai.ac.jp/access.html) *医学部以外の方は、医学部の管理棟(四角1の建物)の正面玄関から記帳して入ってください。北研究棟入り口は施錠されています。 |
共催 | 日本生化学会北海道支部 |
概要 | Notchシグナル伝達は、様々な細胞の運命を決定している。ショウジョウバエpecanex(pcx)遺伝子は、ヒトにも保存された16回膜貫通タンパク質をコードしている。30年間にわたって実施されてきた遺伝学的な解析の結果、PcxはNotchシグナルの構成因子であると考えられてきた。しかし、我々は、(i)野生型pcxはNotchシグナルに寄与せず、マクロファージにおいて小胞体の機能を制御していること、(ii)pcxが喪失したマクロファージが、予定神経域のNotchシグナルを抑制する異常な因子を分泌することを明かにした。これらの結果から、機能喪失型の突然変異が細胞シグナルを抑制する新規な様式を提唱したい。 |
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