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北海道支部について

特別講演会のお知らせ【2019. 11.11 茂木 文夫 先生】(2019.11.11更新)

演題

受精卵の非対称パターン化を脱構築と再構築で理解する

演者

茂木 文夫 准教授

所属

国立シンガポール大学メカノバイオロジー研究所テマセク生命科学研究所

日時

2019年11月11日 (月) 14:00 ~

場所

北海道大学 遺伝子病制御研究所 5F セミナー室

共催

日本生化学会北海道支部

概要

多細胞生物が分化・機能の多様性を得るには、 個々の細胞が空間的な非対称性「細胞極性」を獲得する必要がある。
細胞極性の欠損は、神経変性・癌化などを引き起こすことから、細胞極性の理解は様々な疾患の予防・治療に必須と考えられる。本セミナーでは、線虫 C. elegans をモデル生物として、受精卵が非対称性を獲得する分子メカニズムの理解(非対称パターン化の脱構築)と、受精卵の非対称パターンを人為的に再構成するシステム(非対称パターン化の再構築)について紹介する。受精卵で明らかになった「非対称パターン化」の基本原理が、多細胞ステージにおいて再活用される仕組みについても議論したい。

連絡先

北海道大学遺伝子病制御研究所分子神経免疫学分野 
    札幌市北区北15条西7丁目
    上村大輔
    011-706-5120、kamimura@igm.hokudai.ac.jp

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