大学院医歯学合同セミナーのおしらせ【2015.5.15 北海道大学】(2015.04.13更新)
| 日時 | 平成27年5月15日(金)17:00〜19:00 |
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| 場所 | 北海道大学医学部学友会館フラテ 特別会議室 (札幌市北区北14条西7丁目) |
| 主催 | 北海道大学大学院医学研究科 生化学講座 医化学分野 北海道大学大学院医学研究科 医学専攻 内科学講座 血液内科学分野 北海道大学大学院歯学研究科 口腔先端融合科学分野 |
| 共催 | 日本生化学会北海道支部 北海道大学創成研究機構 研究人材育成推進室(L-Station) |
| 概要 | ●松岡 賢市 博士(岡山大学 血液腫瘍内科)
「造血幹細胞移植後の免疫再構築」(17:00-17:40)
制御性T細胞(Treg)は、免疫抑制機能に特化したCD4+T細胞サブセットであり、CD4+T細胞全体の僅か2-5%ほどながら、自己免疫やアレルギーといった病的な免疫反応を効率的に抑制し、個体の免疫恒常性に不可欠な役割を果たしている。造血幹細胞移植においても、Tregは過剰な免疫反応であるGVHDを効果的に抑制することが動物実験により示され、臨床への橋渡し研究が期待される。本会ではTregを中心に、移植後免疫再構築と治療的介入への取り組みの現状について報告したい。(N Engl J Med.2011;365(22):2055-66.)
●溝口 利英 博士(松本歯科大学 総合歯科医学研究所) 「発生過程における骨髄間葉系幹細胞の起源」(17:40-18:20)
マウスの発生時期における骨髄間葉系幹細胞の起源となる細胞を探索した。その結果、新生仔期において、転写因子であるosterixが陽性の細胞には骨髄間葉系幹細胞の起源となる細胞が含まれていることを見出した。(Dev Cell;.2014;29(3):340-9)
●國崎 祐哉 博士(九州大学病院 病態修復内科遺伝子細胞療法部)
「血管性ニッチによる造血幹細胞制御機構」(18:20-19:00)
造血幹細胞の多くは、定常状態において、細胞周期静止期にあるが、需要に応じて自己増殖または、すべての血球系統に分化する機能を持つ造血器特異的幹細胞である。このような造血幹細胞の運命決定は、「造血幹細胞ニッチ」と呼ばれる骨髄微小環境によって厳格な制御を受けていると考えられる。これまでの多くの研究において、骨髄内における静止状態の造血幹細胞の局在は、議論の的であった。我々は、レーザースピニングディスク共焦点顕微鏡を用いた骨髄ホールマウントイメージング技術を開発し、静止状態にある造血幹細胞は、骨髄中の骨内膜下に多く存在する細動脈周囲に存在していること(細動脈性ニッチ)を明らかにした。この新しい知見をふまえ、造血幹細胞ニッチの新たなモデルについて議論する。(Nature.2013;502(7473):637-43.)
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| 連絡先 | hidehisa@med.hokudai.ac.jp (高橋 秀尚) satomari@den.hokudai.ac.jp (佐藤 真理) D5hash@pop.med.hokudai.ac.jp(橋本 大吾) |
関連資料
大学院医歯学合同セミナー(北海道大学) ポスター【PDF】(409KB)
