講演会のお知らせ【2014.10.14】(2014.10.02更新)
| 演題 | 造血幹細胞ニッチ |
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| 演者 | 杉村 竜一 博士 |
| 所属 | HHMI/Children's Hospital Boston
Harvard Medical School
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| 日時 | 平成26年10月14 日(火) 18:00〜19:00 |
| 場所 | 北海道大学大学院医学研究科中研究棟5階 5-1 共通セミナー室 (札幌市北区北15条西7丁目) |
| 主催 | 北海道大学大学院医学研究科 生化学講座 医化学分野 北海道大学大学院歯学研究科 口腔先端融合科学分野 |
| 共催 | 日本生化学会北海道支部 北海道大学創成研究機構 研究人材育成推進室(L-Station) |
| 概要 | 血液を供給するのに欠かせない造血幹細胞は骨髄の特殊な環境(ニッ チ) において維持されている。近年、さまざまなニッチ細胞とシグナル 分子が発見されてきた。長年に渡り、骨芽細胞ニッチと血管性ニッチ をめぐる論争が続いてきたが、Morrison 研究室をはじめとするニッチ特 異的Cre を用いたアプローチにより、血管性ニッチを支持する証拠が 集まっており、骨芽細胞ニッチは事実上否定されている。演者は骨芽 細胞ニッチを提唱したラボにおいて、各種ニッチ細胞とWnt シグナル の研究に従事し、non-canonical Wnt シグナルが骨髄において造血幹 細胞を維持していることを報告した(Sugimura, 2012. Cell)。しかし、 現状においてnon-canonical Wnt シグナルを供給しているニッチ細胞は 同定されていない。 本講演では造血幹細胞ニッチ研究を俯瞰するとともに、骨芽細胞 ニッチとは何だったのかを振り返り、ニッチの本態とは何なのか、 そして今後どのような研究がおこなわれるのかを議論したい。 |
| 連絡先 | 高橋 秀尚 : hidehisa@med.hokudai.ac.jp 佐藤 真理 : satomari@med.kobe-u.ac.jp |
